「ガラガラに空いた駐車場で、隣に停められないようにわざわざ少し遠くに駐車したにもかかわらず、帰ってきたら隣に車がある…」
自分の車を大切に思っている人ほど気になる、「駐車場あるある」ですよね。
お店や建物から出てきて自分の車の横に停められているのを発見した瞬間、「はあ???これだけ空いているのになんで真横にくるんだよ!」とイラっとする気持ちが芽生えます。
ドアパンチやあて逃げを避けるために、わざわざ遠くに停めたのに…
その距離感なんとかしろよ!(人間関係でもそうなのか?)と思いながら、何かいたずらされたり、ドアをぶつけられたりしてないかな?と、横に停めてきた車のせいで余計なチェックをするハメに・・・
納車して間もない新車だとなおさらですよね。
書いているだけでイライラしてきました( ゚Д゚)
当サイト「自動車保険の巻物」では、「事故・違反・トラブルを未然に防ぐことで、ムダに保険を使うことを避ける」をモットーに運営していますので、ここでは「ガラ空きなのになぜか隣に停めてくる車(以下、『ガラ空きトナラー』と呼ぶことにします)」を検証していきます。
特に、下記2種類には注意してください。
(日本車、右ハンドルを想定)
あなたの車の助手席側(隣の車は運転席側)に停めてくる「ガラ空きトナラー」
⇒自分が降りにくいのに何を考えてるんだ?
あなたの車の運転席側に、反対向きに停めてくる「ガラ空きトナラー」
⇒自分の降りにくさと引き換えに、相手を乗りにくくさせてくる最悪のパターン
もちろん、駐車場がびっしり埋まっているときや店舗・施設の出入口近くで左右両隣に停めることは何も問題ありません。当然のことなので。
ここで挙げているのは、そんなワガママな話ではなく、駐車位置を選び放題なガラガラの駐車場で、離れたところに停めているにもかかわらず、真横に停めてくる車のことを指します。
なぜ、ガラガラの駐車場でよりにもよって隣に停めてくるのか?
【独自のリサーチ結果】考えられる心理や可能性
狭い駐車場の出入口よりで停めやすい(雨の日は特に)
まあ、これはある程度は仕方ないですね。いくらガラ空きでもせまい駐車場の場合、利便性の高い位置は隣に停められる確率が高いです。
少しでも歩きたくないからですね。
ほんの5~10分の用事でもすかさず両サイドに車がくることも珍しくありません。
何か目印になるものがないと停められない
運転や駐車が下手な人は、何か指標となる目印がないと停めにくさを感じるらしい・・・
周りに何もない方が停めやすい気がするのですが…いろいろな人がいますね(笑)
横に停められることが不快ではないので、他人が不快に思うなんてまったく思っていない
実はこれも多い理由です。
「自分がされて嫌なことは人にはしてはいけません」と小学校ぐらいで教わりますが、その人が嫌だと思っていない場合は、当然、配慮してくれませんね。
なぜなら、不快な気持ちにさせると思っていないから。
キレイ&手入れされている車の隣に停めたい
キレイな車は運転や駐車に気を遣っていることが多いため、自分の車が傷つけられる可能性が低いだろうという考えのもと、あえて遠くに停めてある高級車や見た目がキレイな車の隣を選ぶ人がいるらしいです。
想像の斜め上をいく変わった考え方ですが、一理ありますね(笑)
その人の定位置(笑)
「自分は絶対ここに停めるんだ!!」と決めて勝手に定位置にしている人もいるそう・・・
確固たる信念をもって駐車しているようです((+_+))
寂しがり屋さんww
ドライバーの性格が出ますね(呆れ)
何も考えていない(無自覚・無意識)
これも多い心理です。
世の中には驚くほど、自分の行動に無頓着な人がいます。こういう人は非常に視野がせまいため、周りに気を遣いません。
なので、駐車場でトラブルになっても会話が成立しない可能性が高いです。
- 長時間駐車したいから(仮眠やお弁当が目的。大型の駐車場に多い)
- お店の従業員の車だと思ったから(すぐには発車しない可能性が高い)
- 帰りの行き先にある道路に出やすいから
このように様々な要因や事情が重なっている場合もありますが、「ガラ空きトナラー」は古い車や訳ありな車が多いため、あて逃げを避けるために、できる範囲で警戒すべきと言えます。
あて逃げ経験のある方はわかると思いますが、あて逃げは非常に腹立たしいうえに、犯人を特定するのが難しいため、「ガラ空きトナラー」問題は真剣に対策する価値があります。
現実的な解決策・対策
様々な事情・心理があるかもしれないが、あて逃げや駐車トラブルを避けるためにできること
駐車場の入口から一番遠くに停める
すでに遠くに停めている方が多いと思いますので、効果としては薄いですね((+_+))
それでも、やはり遠くに停めるのは継続するしかありません。
一番端(カド)であれば両サイドに停められる可能性はなくなります。
角度やスペースを考慮して、明らかに停めにくそうな位置にあえて停める
ぱっと見で停めにくければ、駐車に苦手意識のあるガラ空きトナラーは高い確率で隣には停めてこないはずです。
駐車場の入口からは完全に見えない、他車の死角に停める
自分の車を目印にしてくるタイプは、最初のぱっと見でターゲットを定めることが多いためです。
死角がある駐車場の場合は、できるだけ見えないところに停めましょう。
こんな細かいことは毎回気にしてられないので、いつも通り遠くに停めつつ、白線のどちらかに寄せる
隣に停められたら仕方ないということで、諦めモードで駐車するときでも、左右どちらかの白線に寄せて停めるという手が(はみ出すのは当然アウト)。
まともなドライバーなら寄せた側には停めてこないはず・・・
左右片方に寄せることによって、寄せていない側であれば、隣と距離を取ることができます。
このように現実的な対策を検討してみましたが、100%隣に駐車させない方法はありません。
左右の駐車スペースに自前のコーンを置くなどはあまりにも自分勝手すぎますし…
あとは、よく利用する駐車場でいろいろな駐車位置を試してみて、「ガラ空きトナラー」を避ける駐車位置や停め方を工夫するしかありませんね。
世の中には、
- マイカーをまったく大切に思っていない(だから、汚くてボロボロ)
- 車を移動の手段としか考えていない(走ればなんでも同じ)
- 外を走るんだからキズぐらいつくでしょ(それを他人にも強要する)
こういった話の通じない人がいますので、少し注意するだけで避けられるトラブルは全力で避けましょう。
もちろん、神経質になりすぎるのは逆にストレスになりますので、ご自身の中で納得いく落としどころを見つけるしかありません。
何かと気を遣う世の中ですが、できるだけ快適にマイカーを管理していきたいものですね。