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車両保険は必要か?あなたと車の関係性で考えるとわかりやすい

車両保険の必要性について考え方

自動車保険の中でも、大きな割合を占める「車両保険」。

車両保険の一般タイプの場合、つけるかつけないかで保険料が30~50%以上も変わってくるため(見直せば、15万円以上の保険料を1ケタ万円にできることも)、一番じっくり検討したい補償です。

それでは、早速、車両保険の必要性を一緒に検討していきましょう。
車両保険を考えるときは、自分の車との関係性や大切さを基準にすると何を重視すべきかが見えてきます。

まずは車両保険をつけるべきか、継続すべきかについて、いきなりですが結論…

車両保険の必要性は考え方次第

結局は、人それぞれです。
自分と車との関係を考えて車両保険の必要性を決めましょう。

車との関係性とは?

車の状態、価値(時価)

買ったばかりの新車の場合
  • 愛着があって10年以上長く乗るつもり?
  • 3~5年程度で乗り換えるつもり?
  • ローンで購入した?
中古の場合
  • 10年落ち以上?
  • ほぼ新車と変わらないぐらい新しい?
  • 中古でも大切に乗っていく予定?
高級車の場合
自分にとって高級車?
盗難されやすい場合
「レクサス」「プリウス」「ランクル」「ハイエース」など盗難件数の多い車種?
※ただし、ランクル200などは車両保険を付帯できない場合もあります
スポーツカーの場合
時と場合によっては、法定速度以上にスピードを出してしまうかも?

車の必要性、日常生活での必須レベル

事故などで修理になった場合
30~50万円かかっても、貯蓄で対応できる?

事故で廃車になった場合
  • 車がなくても困らない(他の交通手段で問題ないか)
  • すぐに買い換えないと生活に支障が出る

車好きか、ドライブ好きか

例を挙げると…
  • 車が人生の一部
  • もう手に入らないレアな車を所有している
  • それほど車に愛着がなく通勤などで仕方なく使っているだけ
  • 好きでも嫌いでもない普通

以上、自分と車の関係を整理して車両保険をつける、または継続することを決めたら、次に車両保険の契約タイプを選ぶことになります。

 

フルカバーの一般タイプまたは、補償が限定されたエコノミータイプ

一般的には「一般」「エコノミー(車対車+限定Aなどとも)」の2種類から選びます。

「一般」と「エコノミー(車対車+限定Aなどとも)」の比較表

一般タイプ エコノミータイプ
車対車の衝突・接触 〇※注
落書き・いたずら・窓ガラス破損
盗難
飛来中・落下中の物との衝突
台風・竜巻・洪水・高潮
火災・爆発
あて逃げ ×
墜落・転覆 ×
単独事故(電柱・ガードレール等に衝突) ×
歩行者・自転車との衝突・接触 ×
地震・噴火 × ×

※注)相手自動車と、その運転者または所有者が確認できた場合のみ

あて逃げの補償が車両保険のキモ

上の表で特に着目してほしいのは、「あて逃げ」ですね。
通常、エコノミータイプはこのあて逃げが補償されないことが多いため、一番の悩みどころ。

スーパーなどの駐車場ではおこりやすいトラブルですし、「あて逃げ」という言葉の通り、逃げられてしまうため、相手を特定するのはほぼ不可能です。

ただし、一般タイプでも、あて逃げで車両保険を使ってしまうと3等級ダウンになってしまうため、あて逃げまで補償できる一般タイプにするかどうかは年間保険料を見ながら納得できる落としどころを見つける必要があります。

あて逃げが補償されるエコノミータイプはない?

ここまで見てきて、あて逃げが保障される限定タイプは無いのかな?と考えますよね。
そんな都合の良い特約や保険会社があるわけ…

 

実はあるんです!

例えば、三井住友海上『GK クルマの保険』の車両保険には「10補償限定」特約(2018年以降)があります。

三井住友海上の車両保険「10補償限定」

この特約は、今までエコノミー(限定)タイプの車両保険では補償されなかった「あて逃げ」が補償されるものです。

下記のように、自分が原因で起こった自損事故以外はすべて補償されます。


参考
10補償限定三井住友海上

もちろん、車両保険事故のうち、約87%を占めるというデータもある車対車はしっかり補償されるため、「車両保険には加入したい&あて逃げも補償してほしい&保険料を抑えたい」という要望を見事に満たしてくれる特約です。

実際に一般型よりも3万円以上安くなりました。
(10万円台⇒7万円台に)

この特約は、残念ながら通販型の保険にはないので、代理店型ならではの魅力ですね。

 

車両保険の免責金額は「1回目0円」がおすすめ!

車両保険の免責0-10

車両保険をより安くつけるうえで欠かせないのが免責金額の設定ですね。
免責金額とは、車両保険を使う際の修理費の自己負担額のことです。

免責金額が設定されている場合、保険会社から支払われる保険金は免責金額分を引いて支払われます。

つまり、どのぐらいまでなら自己負担できるかをあらかじめ決めておくことで車両保険金額が変わってくる仕組みですね。
だいたい、1年のうちに「事故1回目は〇万円―2回目以降は〇万円」という形で設定します。

では、いくらにすればいいのか?いきなり結論ですが、オススメは、
「0-10万円」です!!

免責金額の設定は保険会社によって異なりますが、個人的には1回目は0円が良いと声を大にして言いたい。

車両保険を使って等級ダウンしたうえに、さらに自己負担で何万円も払わないといけない

イラっとしませんか?

等級ダウン+自己負担

保険会社の公式サイトを見ると、全損や相手がいる事故では自己負担が不要な場合も多いので、免責金額を高く設定しようと書かれているのを目にします。

しかしっ!!

車両保険を使うのは何も相手がいる場合だけではありません。

 

日頃、気を付けて運転している人ほど、車両保険を使う場面は、車対車の事故以外な場合が多いです。
飛び石や台風の飛来物などでフロントガラスが交換になれば周辺の修理と合わせて30~50万円ほどかかることはよくあります。

そのときに、車両保険を使って等級ダウンして翌年以降の保険料が上がるうえに、さらに自己負担で数万円出すのは腹立たしいですよね。

 

こういった理由から、当サイトでは1回目は0円(免責なし)にしておいたほうが保険に入る意味があると考え、「0-10」をおすすめしています。

保険会社は自分たちの支払う保険金をできるだけ少なくしたいため、免責金額を高めに設定することを勧めてきますが、「何のために車両保険をつけているのか」を考えると納得いく落としどころがみつかりますよ。

毎年の保険料を安くすることだけ考えて「10-10」なんて設定してしまうと、実際に車両保険を使う段階になったときにきっと「うわ~、保険使うのに10万円も払いたくない…((+_+))」と思っちゃいますよ。

「0-10」なら、1年に2回目以降のみ自己負担が発生するので、「1年に2回も使うんだからまあ仕方ないか」と思えます。

 

車両保険金額は、設定できる上限額で問題ナシ!

車両保険金額とは、車の時価相当額に応じて設定される金額のこと。
事故で保険金が支払われる場合の上限額になるため、上限を自由に設定することはできず、実は上限と下限の間で選ぶことができます

例えば、新車で約280万円(カーナビやオプションまで含む)の車を買うと、
下記のような車両保険金額(時価相当)に設定されます。(車種や保険会社によって違いあり)
例)車両保険金額の推移

  • 1年目:280万円
  • 2年目:225万円
  • 3年目:180万円
  • 4年目:170万円
  • 5年目:155万円
  • 6年目:135万円

年数が経つにつれて価値が下がっていくのがわかりますね。
そこで、車の扱いに慣れてきた4年目で、年間保険料を安くするため、車両保険金額を低くしようと考え、下限が125万円だったとします。
上限170万円-下限125万円ということですね。

ところが、125万円に下げても、年間保険料は1,000~2000円程度しか変わりません。

なので、万一のときの補償のために、車両保険金額は設定可能な上限額で設定するのがポイントです。
どの車種でも、自動車保険の年間保険料には、車両保険金額がそれほど影響しません。

 

保険会社の変更を考えてみる

自動車保険料を安くするためには、今の保険のまま、車両保険を外すか考えるのはおすすめしません。

ほかの保険会社に変更したら、「車両保険を付けたままでも安くできた」というのはよくあることだから。
まずは、一括見積りで比べてみることから始めましょう。

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以上、車両保険の必要性について。
最後にまとめておきます。

【まとめ】車両保険の必要性・つけるべきかの考え方
  1. あなたと車の関係(愛着度)から考えよう
    (それほど愛着のない車ならできるだけお金をかけない)
  2. 一般タイプとエコノミータイプは「あて逃げ」に注目!
    (限定タイプなのに「あて逃げ」が補償される保険会社もあり)
  3. 車両保険の免責金額は「1回目0円」+車両保険金額は「設定可能な上限額」でOK!
  4. 車両保険を外す前に保険会社の変更を検討しよう
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